車と子ども

車で赤ちゃんと長距離移動する際の対策は?実際に帰省した体験談を紹介!

出産後、地元への帰省などで赤ちゃんを連れて車で長距離移動が必要な場面も出てくるかと思います。

私は長女が0歳の時(生後3か月と生後10か月)に2回、北見市から札幌市まで片道約5時間かけて帰省をしました。

初めて帰省をした時は、それまで娘のお宮参りや予防接種で、長くても片道30分程しか車に乗せたことがなかったので、いきなりの長距離に不安を抱いたのを覚えています。

そんな長い移動時間を、赤ちゃんも両親も快適に過ごすために、どんな対策を行ったかや、実際に持参して良かったものなど、体験談をお話していきます。

車で赤ちゃんと長距離移動する際は綿密な計画を!

赤ちゃんを連れて長距離移動を伴う帰省は、基本的には旅行に行くのと一緒ですよね。

大人だけの旅行と違うのは、赤ちゃんは「自分に必要なものを自分で考えられない」ことと、1日の時間の流れがある程度決まっていて、急なプラン変更に対応できない」ことだと思います。

その点を踏まえた上で、帰省という初めての家族旅行のプランを念入りに考えました。

まずは、出発時刻について。

大人は何時になろうがどうにでも対応ができますが、赤ちゃんは臨機応変な対応ができません。

生後3か月は大体3時間ごとにミルク、生後10か月は離乳食が朝昼夕の3回+ミルク

といったルーティンが決まってきていました。

なので、なるべくこのルーティンを崩さず、娘の機嫌を損ねないこと、余計な負担を与えないことが重要と考えました。

北見市から札幌市へ向かうには、片道およそ4時間半。休憩を挟むと5時間越えになります。

ルートとしては、北見市から遠軽町までは一般道、遠軽町から旭川市までは高規格道路である旭川紋別自動車道、旭川市から札幌市までは道央道。この3種類の道路を走行しました。

ここで大切なのが、事前に各サービスエリアの位置や施設の詳細を確認しておくことだと思います。

私たちは、娘のミルクや離乳食の時間が普段となるべく同じになるように休憩を挟む計画をしました。

ただ、高速道路では「この時間にこのサービスエリアに着くようにしよう!」と思っても、なかなか自分で思うように調整ができないので、予定と1時間前後ズレたりもしました。

こういった予定のズレは発生する前提で考慮しておいた方が良いですね!

ちなみに私が運転手で、妻が後部座席のチャイルドシートの横に座り、娘の様子を見つつ相手をする係。

生後3か月の時はまだお昼寝のリズムも決まっていなかったので、車内で短めのお昼寝を何回かしてくれました。

その日はお昼12時頃に北見市を出発して、札幌市の宿に到着したのが17時頃。

宿に着いてひと段落…の時に、娘のたまっていた疲れが爆発したのか、大泣きしてしまいました(汗)

車内ではそこまでぐずつくことはなかったのですが、長時間同じ体勢で寝せていたのが負担になっていたのでしょうか。

移動中は4回程休憩を挟みましたが、「もっとこまめに、そして長めに休憩を挟むべきだったかな…」と反省。

その後、大泣きは1時間程で落ち着き、夜はぐっすり眠ってくれたのでほっとしました。

 

生後10か月の時は、お昼寝は1日1~2回と大体のリズムが決まってきていました。

この日は朝の離乳食とミルクを済ませて朝8時30分に北見市を出発。

午前と午後にそれぞれ1~2時間のお昼寝をまとまってしてくれて、お昼の離乳食のタイミングもちょうど良い時間にあげられました。

また、前回の帰省時の反省を活かし、休憩は長めに取るように心がけました。

そのおかげか、札幌市の宿に到着してからもそこまでぐずつくことはありませんでした。

やはり、いつもの生活リズムで過ごすことができるのが、赤ちゃんにとって一番良いのかなと思います。

車で赤ちゃんと長距離移動する際に持参して良かったもの

赤ちゃんを連れての帰省は、持ち物も多くなって大変ですよね。

今回はその中でも、着替えなどの必需品以外で、車内で特に活躍したアイテムについてお話したいと思います。

 

まず生後3か月の時に活躍したのが、小さめのメリーです。

この頃はチャイルドシートは横向き(窓側)だったので、窓の上のアシストグリップにメリーを吊り下げていました。

まだあまりおもちゃを手に持って遊んだりできなかった分、娘の視界に入るメリーには興味を持って見てくれていたと思います!

 

続いて、生後10か月の時に活躍したものは3つあります。

1つ目は、歯固めのおもちゃです。

この頃の娘はまだ歯が生えていませんでしたが、何でも口に入れたがるタイプだったので歯固めは重宝しました。

3種類ほど持っていき、1つ目に飽きてきたら2つ目、次は3つ目…という感じでローテーションで持たせていました。

また、普段使っているお気に入りのおもちゃもあれば良いですが、今まで与えたことのない新しいおもちゃを持たせてみるのもありだと思います。

娘にも長距離移動用のために買っておいた新しい歯固めのおもちゃを持たせてみたら、とても新鮮だったようで、長く遊んでくれていましたよ!

2つ目は、ポータブルDVDプレイヤーです。

生後10か月の頃は、普段からよく子ども向けの英語のDVDを掛け流していて、娘もそれがお気に入り。

5時間超えの移動もおもちゃだけでは機嫌が持たないと思い、この日のためにポータブルDVDプレイヤーを事前に購入していました。

この頃のチャイルドシートは後ろ向きでしたので、2列目シートのヘッドレストに引っ掛けるように固定して、娘にとってちょうど良い高さになるように調節しました。

結果、大活躍!普段と同じように反応して観てくれていました♪

ポータブルDVDプレイヤーは、今後も色んな場面で重宝しそうです!

3つ目は、車内で食べられるお弁当タイプのベビーフードです。

朝の離乳食は出発前に家で済ませられましたが、お昼はサービスエリアに駐車して、車内でベビーフードを食べさせました。

車内や外出先では、袋に入ったレトルトタイプのベビーフードよりも、持ちやすい容器に入ったお弁当タイプのベビーフードがおすすめです!

温めたり、別の容器に移し替えたりする手間もなくそのままあげられるので、とても楽でした♪

娘をチャイルドシートに乗せたまま、親と向かい合うように向きだけ変えて食べさせましたが、普段通り食べてくれました。

 

最後に、2回の帰省ともに共通して持参して良かったものは、娘に掛けるためのブランケットです。

私たちが帰省したのは、生後3か月の時は春先、生後10か月の時は秋の終わり頃で、どちらも肌寒い時期でした。

アウターを着せてからチャイルドシートに乗せるべきか迷いましたが、あまり厚着し過ぎるともこもこして身動きが取りにくくなるのと、暑くなった時に車内だとすぐ脱がすことができないので、調節しやすいブランケットにしました。

フリース素材のブランケットを2枚車内に積んでおき、状況に合わせて2枚重ねたり、1枚にしたり調節していましたよ。

特に生後10か月の時は、娘のお気に入りのブランケットが決まっていて、それがあれば落ち着いて一人で寝てくれるという、我が家にはかかせない神アイテムになっていました。

 

以上、赤ちゃんと車で長距離移動する際にどんな対策を行ったか、実際に持参して良かったものなど、体験談を交えてお話しました。

大人だけの旅行とは違って、ノープランでもOK!とはいかないので、事前の準備が必須になります。

赤ちゃんに負担をかけないことを最優先とし、長距離移動も楽しい思い出にしたいですね!